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トヨタの「プリウスα」が非常に人気で

中でも七人乗りの

「プリウスα」は注目の的です。
 

しかし、その大きさの問題や価格の問題で

そう簡単に購入することはできません。
 

今回はそんなプリウスαの

「大きさ問題」と「値段相場」

についてまとめました。

「プリウスα七人乗り」の大きさ問題とは?


 
冒頭少し紹介したように

「プリウスα」7人乗りに試乗した

方々の感想は「その大きさについて」

が最も多く、

「狭く感じた」「足元が窮屈」

といった口コミが多くみられています。
 

しかし、本当にそうなのでしょうか?
 

その結果、狭いと判断している主原因は

7人乗りの場合の

サードシートにありました。
 

さらに、

「プリウスα」の車体自体の車高の低さが

そう感じさせるものになっていたのです。
 

以下に、この二つの主要因について、

何故そう思ってしまったのか、

感じてしまったのかを紹介します。
 

①サードシートの問題
 

 
「プリウスα」は、そもそも他の

ミニバンで想定している

サードシートを常時利用する

というコンセプトではないのです。
 

必要な時にサードシートを引き出し、

「臨時」に使用するという

コンセプトになっています。
 

つまり、

法律上7人まで乗車できるように

設計されていますが、

通常運転の際には5人乗りで

走行するという方針になっています。
 

そのため、サードシートは

シート厚が比較的薄く、

構造上シートを後ろにスライドさせることは

できなくなっています。
 

当然その結果、足元も狭く感じてしまう

原因がここにあります。
 

②車高の低さ
 

 
「プリウスα」はこれまでのプリウスよりも

燃費効率が飛躍的に向上しています。
 

動力系の改造は無論の事、

車両全体が受ける空気抵抗も

極限まで落とす努力を行った

設計になっています。
 

実際、これまでのプリウスに比べて

僅かに車高が低くなっている

と言われています。
 

では、実際どうなのか見てみましょう。

◇プリウスのサイズ

  • 全長:4540mm
  • 全幅:1760mm
  • 全高:1470mm
  • 室内長:2110mm
  • 室内幅:1490mm

 

◇プリウスαのサイズ

  • 全長:4630mm
  • 全幅:1775mm
  • 全高:1575mm
  • 室内長:2690mm
  • 室内幅:1520mm

 

実は全体的に少し大きくなっているんですね。
 

少しイメージが
先行しているだけなのでしょう。

「プリウスα七人乗り」の値段相場とは?


 
新車の場合についての値段相場について

ご紹介したいと思います。
 

「プリウスα」には、

いくつかのモデルに分かれ、

価格設定がされています。
 

例えば、

◇「プリウスα」新車販売価格

  • 特別仕様車 S“tune BLACK Ⅱ”
  • 2,989,440円

  • Gシリーズ
  • 3,465,720円

  • GRシリーズ
  • 3,556,440円

  • Sシリーズ
  • 3,222,720円

となっています。
 

新車販売ディーラーにより

値引き額が様々ですが、

概ね5%程度の値引きが最大値引きになり、

車両本体価格の相場と言うことになります。
 

しかし、ディーラーによればオプションが

格安で付けられたりする場合もあり、

一概に車両本体価格だけの値段で

購入金額を見れないのが現状です。
 

◇「プリウスα」中古車販売価格

①プリウスα 1.8 S

ツーリングセレクション

  • メモリーナビ フルセグTV ETC
  • 年式:2016年
  • 走行距離:2.3万km
  • 排気量:1800CC
  • 値段:214.6万

 
②プリウスα 1.8 S

ツーリングセレクション

  • メモリーナビ フルセグTV ETC
  • 年式:2018年
  • 走行距離:202km
  • 排気量:1800CC
  • 値段:309.5万円

 
どうでしたか?

 
デメリットもありますが、

総合的に見ると

やはり魅力的な「プリウスα」

人気も上位の車なので、

このへんが気にならない方は

一度検討してみてはどうでしょうか?