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車やバイクを使うほどでも無い距離を
移動するときに便利な自転車ですが、
自転車は坂道を登るときに
体力が必要だというのが欠点でした。
ですが、
電動アシスト自転車が普及してからは、
年々需要を増やし続けています。
そんな電動アシスト自転車を
動かすのに必要なのがバッテリーです。
バッテリーには寿命があり、
使っていくとどんどん蓄電量も減っていきます。
今回は電動アシスト自転車の
バッテリーについてまとめました。
電動自転車のバッテリーの種類は?
電動アシスト自転車のバッテリーは
主に2種類あります。
①リチウムイオンバッテリー
リチウムイオンバッテリーは
今現在主流のバッテリーです。
特徴としては、
「メモリー効果がない」「重量が軽い」
といったところです。
特にメモリー効果が無いことで、
バッテリーの継ぎ足し充電が
出来るのが特徴です。
②ニッケル水素バッテリー
ニッケル水素バッテリーは、
リチウムイオンバッテリーが
主流になる前に使われていたバッテリーです。
特徴として、
安価で安定している
という点がありますが、
「メモリー効果」「自然放電」の影響で
バッテリーの減りが早いのが特徴です。
現在ではメモリー効果がなく、
バッテリーの継ぎ足し充電が出来る
リチウムイオンバッテリーが
主流となっています。
電動自転車のバッテリー寿命は?
バッテリーは消耗品ですので、
当然寿命があります。
寿命には主に2種類あります。
・充電回数寿命
・経年劣化寿命
まず、
バッテリーは充電を繰り返すたびに、
少しずつ充電出来る容量が減っていきます。
それはリチウムイオンバッテリーでも
同じことが言えます。
リチウムイオンバッテリーの
充放電回数の目安は、
メーカーから発表されています。
そんな
充電回数は「700~900回」
でバッテリーの蓄電量は
本来の半分程度にまで減少します。
また、経年劣化の寿命は
バッテリーは使っていなくても
徐々に蓄電量が減っていきます。
全く使っていない場合でも、
経年劣化の充電寿命は「3~4年」
で蓄電量が半分程度にまでに
なっている可能性があります。
自分の乗る範囲で
寿命の定義は変わってきますが、
半分以下になってくると使い勝手が悪くなります。
そういう意味では
電動自転車のバッテリーは
「3~4年」
で交換するのが良いでしょう。
電動自転車のバッテリー寿命を長持ちさせる方法は?
意外と早く無くななるバッテリーですが、
長持ちさせるには
どうすれば良いのでしょうか?
バッテリーを長持ちさせるには
以下のことに注意する必要があります。
①温度の高いところに置かない
バッテリーは高温に弱く、
炎天下や直射日光の当たる場所に
放置されていると寿命を減らします。
②温度の高いところで充電しない
バッテリーは充電中に内部温度が上昇します。
内部温度が高いと、劣化が早くなります。
15~25℃の室温で
充電することで劣化を防げます。
③満充電になったバッテリーを充電しない
満充電になったバッテリーは
時間経過で劣化が大きくなります。
満充電のバッテリーを何度も
繰り返し充電しないようにしましょう。
④バッテリーを空の状態で放置しない
バッテリーを空の状態に
しておくと消耗を早めます。
1ヶ月以上使用しないときは、
バッテリーをある程度残量のある状態に保ち、
10~20℃の湿気のない場所で
保存すると効果的です。
電動アシスト自転車でバッテリーは必需品です。
ですがそのバッテリーは、
扱いを気にせず使用していると
あっという間に寿命がきてしまいます。
バッテリー自体も安いものではありません。
出来るだけ電動アシスト自転車を長く使う為にも、
バッテリーの管理はしっかり行いましょう。