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「naoロボット(通常NAO)」をご存知でしょうか。
NAOとはAldebaran Robotics社が
開発した自立歩行する
小型ヒューマノイドロボットです。
学術開発版も開発され、
大学や研究機関で研究目的で活用されています。
そして、ついにこういった
高性能ロボットが家庭にくる時代になりました。
今回はそんなロボットの
価格相場、性能についてまとめました。
「naoロボット」の性能とは?
NAOは高さは約58cm、重量は5.4kgで
Aldebaran Robotics社が開発しました。
Aldebaran Robotics社は
ソフトバンクグループの傘下にある企業で、
パリに本部があります。
販売はソフトバンクグループが担当しています。
ソフトバンクと言えば、
AI(人工知能)を備えたPepperも有名ですね。
そんなNAOは驚くほど
様々なことができます。
大きくは以下の6つの機能を備えています。
①動く
姿勢制御に優れていて、
バランスをとったりもできます。
②感じる
赤外線センサー、接触センサーなどを備え、
動きに反応できます。
③聞く
指向性のマイクを備えています。
④話す
スピーカーによって話をすることができます。
⑤接続する
Wi-Fiでインターネットに接続できます
⑥カスタマイズする
Choragrapheという
ソフトウェアで動かすことができます。
「naoロボット」の使われ方は?
NAOはChoragrapheという
ソフトウェアで誰でも
開発をすることができるが特徴の為、
様々な使い方をされています。
ソフトバンク株式会社もNAOの開発を
積極的に推進していて、
開発サポートも公開されています。
そのため、ロボカップの
標準プラットフォームリーグにも採用され、
多くの研究機関で研究開発が進められています。
ロボカップとは、2050年に人型ロボットで
ワールドカップチャンピオンに勝つことを
目標に開催されているロボット競技大会です。
ロボカップサッカーでは、
ロボットを使ったものだけでなく、
仮想空間上でサッカーをする
シミュレーションリーグがあります。
シミュレーションリーグでは、
パターン認識やディープラーニングを
用いた様々な技術が用いられ、
世界中で開発が進められています。
シミュレーションリーグのユニットは
それぞれ独立して思考し、視界、体力などの
パラメータが設定され、
現実に近い仮想空間で競技をします。
サッカーだけでなく、
救助活動を想定したロボカップレスキュー
子供を対象としたロボカップジュニア
介護の発展を目指すロボカップアットホーム
などがあります。
「naoロボット」の価格相場は?
NAOの価格は
Yahoo!ショッピングにおいて
家庭用で145万円です。
価格は販売元によって異なりますが、
価格相場は120~150万円
程度でしょう。
まだ一般の人には手が出しにくい値段ですが、
今後は価格が下がることは間違いありません。
近年AIがどんどん身近になり、
NAOも様々な場面での応用が期待できます。
10年後、50年後、
いったいどうなっていくんでしょうね。