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自転車の修理で最も多いのは、
何と言ってもパンクですよね。
自転車屋でのパンク修理の相場としては、
1,000円前後といったところ。
今は百円均一店で必要な道具や資材も揃い、
自分で修理すれば1回、500円もあれば
処置可能です。
しかし、変速機付き自転車のギアが
変わらなくなり修理が必要となった場合には、
さすがに自分で修理するのも難しいですよね。
そこで今回は、
変速機付き自転車のギアが変わらない原因、
原因別の修理費の相場
について見てみたいと思います。
「自転車ギア」が変わらなくなる原因は4つ?
変速機付き自転車のギアが
変わらなくなる原因としては、
どのようなものがあるのでしょうか。
①前輪部の錆、汚れ
まず、最も単純な原因としては
シフトレバーや各部品には異常がなく、
単に錆や汚れによるものです。
この場合、チェーンやリアホイールに
サイズの異なるギアが複層の状態で
組まれたスプロケット、
前輪のチェーンリングに発生した錆、
汚れの除去、注油によって改善できます。
②後輪リアディレイラー動作不良
後輪のスプロケットの
各ギアにチェーンを移動させる
リアディレイラーが
動かないことによるものがあります。
この場合、改善内容は
- シフトレバーとリアディレイラーを繋ぐ
- リアディレイラー部の修理
ワイヤーの調整
のどちらかが必要になります。
③フロントディレイラー動作不良
フロントディレイラーとは
チェーンリングの各ギアにチェーンを
移動させる部位です。
この場合も、リアディレイラーと同様に、
「シフトレバーとフロントディレイラーを繋ぐ
ワイヤーの調整」
で改善されればよいのですが
「ワイヤーの調整」そのものが難しいため
自転車屋で調整してもらってくださいね。
④シフトレバーの故障
「シフトレバーの故障」は
下手に自分で修理しようとするよりも
自転車屋に持ち込む方が賢明とです。
「自転車ギア」の原因別、修理費用は?
ギアが変わらなくなった場合の
原因別の修理費用の相場
(自転車屋に依頼した場合)
について紹介します。
- 錆、汚れの除去や注油:約3,000円
- ワイヤー交換、前輪後輪:各約2,000円
- シフトレバーの交換:約10,000円
- 変速機ギアの調整:約1,000円
ギア調整以外の修理に関しては、
メンテナンス費用:約15000円
と考えましょう。
なお、修理後に思わぬ費用を
請求されることの無いよう、
修理前に費用の見積書が欲しいですね。
どうでしたか?
シティーサイクルのように
ギアが変わらなくなっても支障が少ない車種は、
修理費用と本体価格とを十分比較した上で
修理の要否を判断が必要です。
もっとも、汚れの除去や注油といった
日々のメンテナンスによって防げる故障は、
最低限防ぐような努力は
怠ることの無いようにしたいですね。