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自動車を購入した際に、
自動車検査証(以下「車検証」)
の記載内容をよく見たことがありますか。
車検証には所有者と使用者の欄があり
それぞれ住所と氏名が記載されています。
これらの記載事項に変更が生じた場合は、
どのような手続が必要になるのでしょうか。
特に、転勤が多い人の場合、
住所変更後も車検証の住所は
変更前の住所のままにしている
例を見かけます。
そこで今回は
車検証の住所変更をする理由と
ディーラーによる手続きについて
紹介していきます。
「車検証」の住所変更の必要性は3つ!?
車検証の住所変更が必要な理由は
3つあります。
早速見ていきましょう。
①自動車納税通知書の配送
自動車税の納税通知書が
届かなくなるからという程度であれば、
「郵便局の転送届で解決できる」
と言う人もいるでしょう。
しかし、
住所が1年以上変更されない場合や、
さらに転居してしまうような場合には、
転送期限が切れて届かなくなります。
そうすると、支払われなかった自動車税に
「延滞金を加算して支払う」ことに
なってしまうので注意して下さいね。
②自賠責保険の影響
事故の際、住所が変更されていないと
「自賠責保険で対応してもらえない」
恐れがあります。
③道路車両運送法の罰則
道路車両運送法では、
住所変更があった場合、
15日以内に車検証の住所変更をしないと、
最高で50万円の罰金を
支払わなければならなくなることも
ありますので、要注意です。
「車検証」の住所変更手続方法は?
車検証の住所変更手続は
どのようにすればよいのでしょうか。
車検証の住所変更は、車種によって異なり
◇普通車の場合:運輸支局
◇軽自動車の場合:軽自動車検査協会
で手続きを行います。
そこで、管轄に変更がなければ必要書類の提出
管轄が変わる場合は、書類の提出に加え、
自動車の持ち込みも必要になります。
◇住所変更の必要書類
- 車検証
- 使用者の印鑑
- 所有者の印鑑
- 住民票の写し又は印鑑証明書
- ナンバープレート情報
- 車庫証明書
などが必要になります。
必要書類を揃えるだけでも大変ですので、
ディーラーに依頼した方が良いですね。
「車検証」の住所変更手続費用は?
車検証の住所変更はディーラーに
任せた方が確実ということです。
しかし、自分で手続をする場合と比べれば、
相応の費用が必要になることは
覚悟しなければなりません。
どれくらいの費用がかかるかと言った時、
一般的にナンバープレートの変更がなく
車庫証明を取得する必要がない
住所変更の費用は1万円程度
手続が複雑になれば5万円程度
にもなる場合があります。
これに対し、
自分で手続を行う場合6千円程度
で手続き可能です。
どうでしたか?
車検証の住所変更を
ディーラーに任せるべきかという判断は、
手続に要する労力と費用の
どちらに重きを置くかによって
判断が分かれるところですね。
自分の時間と余裕を考えて
一番良い方法を選んで
手続きしていきましょう。