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スズキの人気車「ジムニー」は

2019年式の新型が出ました。

 

その「新型ジムニー」について見てみると、

従来の「ジムニー」のように

「リフトアップ」することができない

と言われています。

 

そこで今回は

スズキの「ジムニー」という車種について

しっかり見ていこうと思います。

スズキの「ジムニー」ってどんな車?

スズキの軽自動車

「ジムニー」は1970年に誕生しました。

アウトドア派の人々の間で

今なお根強い人気を誇る

SUV(スポーツユーティリティービークル)

直訳すると

「スポーツ多目的車」です。

 

今では信じられないかもしれませんが、

発売当時の軽自動車の排気量は

360CC未満であり、

その後550CC未満を経て、

現在の660CC未満に至っています。

 

通常、このような軽自動車における

排気量の基準変更のように

大きな変化が生じた場合には、

それまでのイメージを一新する

フルモデルチェンジの名のもとに

大幅な見直しが行われるものです。

 

しかし「ジムニー」に限っては、

その外観を見ると、

発売当初から一貫して

直線的でスクエアを組み合わせた

力強い武骨なデザインを維持しています。

スズキの「ジムニー」の「リフトアップ」とは?

そもそも「ジムニー」は

「リフトアップ」したものと、

何も手を加えないノーマルとは、

何が違うのでしょうか。

 

「リフトアップ」とは

文字どおり「持ち上げる」ことで、

それを自動車用語として使う場合、

車高を上げることを意味します。

つまりノーマルな「ジムニー」を改造し、

車高を高くしたものが「ジムニー」の

「リフトアップ車」ということになります。

 

「リフトアップ」の目的は、

林道や未舗装の悪路、

水量の少ない川の横断等を可能にする他、

視点を高くすることで

見通しを良くすることなどが考えられます。

 

そもそも見た目もカッコいいですしね。

 

なお、「リフトアップ」する場合には、

タイヤ等を含めた全体のバランスを考え、

横転しやすくなるとう欠点を

考慮したものとする必要があります。

「新型ジムニー」リフトアップできない真相とは?

新型「ジムニー」は

「リフトアップ」できないのかと言うと、

正解は

「リフトアップできる種類と

できない種類がある」

ということになります。

 

つまり新型「ジムニー」の中でも

セーフティーサポート付き、

つまり

「デュアルセンサーブレーキサポート」

が標準搭載されたXCグレード車、

同システム搭載仕様の

他グレード車「ジムニーシエラ」等は、

「リフトアップ」すると

メーカー保証対象外になることから

予期せぬ不具合が生じる可能性があります。

したがって、

「リフトアップ」を前提に

新型「ジムニー」を購入する場合には、

セーフティーサポート付きでは

ないものを購入すべきでしょう。

 

どうでしたか?

スズキの軽自動車の動向を見ると、

「ハスラー」が登場し、

そのルックスとSUV観から

一躍人気車となりました。

 

その一方で、

「ジムニー」の地位はご存知のとおり、

決して「ハスラー」にとって

代わられるものではなく、

今なお確固たるものとなっています。

 

メーカーの手によってルックスに

遊び心が演出された「ハスラー」

オーナーの手によって機能に遊び心を

演出することのできる「ジムニー」

という構図がこれからのスズキ人気を

続けていくんでしょうね。